軽トラ和尚の旅日記

軽トラの荷台に坐禅堂を積んで走る禅僧の修行

軽トラ和尚の旅日記

2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

基礎工事の段取りと手配

工事は段取り八分と昔から言います。この「段取り」という言葉、大変意味のある言葉だと思います。今現在の状況と近い将来を予測して目指す完成状態を明確に鮮明なものにしてその状態に最も効率的な段階を設定するものです。階段状に、ステップを設けるのが…

物々交換と得意技交換の経済的価値

なるべく安く観音堂の建設費を抑えるために通称「いい」なる手法を使っています。これは人様が要らないものを頂く。その代わりに余っているものを差し上げる。これは物々交換みたいなもので金銭という代価を使わない手です。世の中で代償の要らないものはあ…

夏に汗をかくことは最高の健康法

半月以上もブログを書きませんでした。 毎年、8月は超がつくほど忙しい。 毎日が汗、汗、汗。 子供の頃に、父親から 夏に汗をかかないでいると 身体に溜まった毒素が抜けないから 早く病気になって長生きできない、 なんてことを聴きました。 この年になっ…

軽トラ和尚、寺を建てる。

我ながら、大それたことを考えたものです。そもそも新寺建立などということは、修行を重ねて、徳の高いお坊さんがこれを慕う人々の篤い誠に支えられて一念発起してかかるものです。それをほんの思いつきのように大した修行も積んでいない者が協力を得られる…

近未来における望ましい「お寺」の在り方

江戸時代の檀家(寺檀)制度は、 江戸幕府の民衆支配制度であったことから 明治政府はこれを廃仏毀釈によって解体しようと試みたが 民衆に根付いた宗派帰属意識や先祖供養の慣習は 現在に至るまでもその根を強くおろしている。 この檀家制度が今日までよく保…

「慈しみ」を英訳すると?

言葉は、特に母国語は、言葉の持つニュアンスというか語感が身体の芯まで染みていまして日本語で「慈しみ」ときますと直ぐに「慈しみ深い」とか慈悲とか慈母とか慈愛とか優しいイメージで捉えることが多いと思います。では、英語圏でごく普通にこの「慈しみ…

してほしいことを頼む方法

相手の都合を慮り お願いすればいいものを 遠慮して言わないでいると ストレスがたまる。 相手に断られることを 気にしないというのは 難しいようで 何も難しくない。 坊さんの修行で 托鉢というのがある。 乞食行(こつじきぎょう)というぐらい ものを戴く…

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